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ブライス・ニッキ・カエルのワンダ…22cm以下のドール用アウトフィット作製日記。メンバーの一人、さぼてんの徒然日記という噂も…。(販売元とは関係ありません) 

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デザイナーとアーティスト(2)

ということで、コツコツ作品および商品の準備をしつつ、合間にいろいろ考える私…。

とは言え、これはデザインを考えるとき、常に念頭にあるもので、凄い悩んでるとかじゃないのです。

でも、ブログも日記も、サラッと読み流されると思いきや、拍手やコメントが残ってて…。あたしゃトンデモナイ連載を始めたか!?と内心、ドキドキしてます。まぁ、ゆっくりと続けます。


でもって、イベントが終わって腑抜けてられないし、もっぱら作りたい病の方を優先して、手を動かしてます。


ということで、動いた頭の中身はこちら…、『デザイナーとアーティストは、似て非なるもの…』のお話。

その前に、ちょっと自分の肩書きと、フランス語のお話。

実は、自分、最近名刺を持つ必要が出てきたのですが、その肩書きは…『ドールサイズ服・アクセサリー・小物作家』と書いてしまったのですが…、なんか後悔。作家よりは素直にデザイナーにすればよかったかも。

そもそも、自分は英語式にデザイナーとは思っていなくて、フランス語のStyliste(スティリスト)と思ってます。

この言葉は、英語のスタイリストとはちょっと違って、Styliste(スティリスト)そのものに、モノ(服・家具、などなど)を作る人という意味がこめられてます。

まぁ、仏日辞典ではスタイリストと思われる記述もあるけど、実際はインダストリアル・デザイナーです。特に、ファッションデザイナー。

なので、自分はフランス語で書いちゃえば、Styliste de la modeならぬStyliste pour poupee(人形のためのスティリスト) なのです。

作家という言葉も、後に触れますが…これは本当に自分にはしっくりきません。やっぱりこれも、アーティストの分類に入ってしまいそうなので…。
(そのうち、名刺の肩書き直そうと、改めて思いました)


でもって本題(やっとか?)です。

私がパリのモード学校に入って、一番初めに言われたのが…これ。
『Styliste n'est pas artiste.』
『ファッション・デザイナーは、芸術家ではない』

パリといえば、モードも中心地だけど、アートの都でもある。その豊かな環境で、混同しそうだけど、きっぱりこう言われました。


実際、今一言で、説明するのは難しいので、私がパリで学んだ(服飾の)デザイン論を通じて、分かってもらえたらと思っています…。

また自分自身、アーティストではないので、アーティストが何かは分かりません。だから、自分自身のもつStylisteとしての作品と商品作りをお話していく事になると思います。もちろん服飾・ドール服通じて…。

で、今回はホンの一部分から。

先ほど、言ったStylisteという仕事は、ファッションにおいて、一つのスタイルを作る仕事なのです。

アートの目的が、どこにあるか分からないのですが、究極の表現方法を確立したり、美を追求したり…だと、私は解釈しています。そのために、個々のアーティストは自らの手法を探し、作品を作り続けてるのではないでしょうか?

(結果、その作品が高い値をつける商品となったり、一つの成果として美術品となる…とは思いますが)


でもStylisteは違います。服(とそれに伴うアクセサリーなど)を、実在する特定の条件の人に、何かしらのテーマを持って商品を提供するのです。

抽象過ぎますね。

たとえば、シャネルなら、社会的に地位のある働く女性(30歳後半以上)に、働く女性が働きやすく且つ美しい服を提案するのです。

そして、シーズンや流行(これは後に詳しく説明します)に合った、そのときのスタイルを売るのです。


これは、もちろん作り手であるStylisteのセンスが、そのスタイルの軸にはなるのですが、それでもその商品作りにはある一定のルールが生まれてきます。

だから、これに基づけば、シャネル亡き後も、そのスタイルを継承する限り、このシャネルというメゾン(ブランド)は存続できるのです。


おそらく、アーティストや芸術家は自分の手法や作品が多くの人に受け入れられたり、高値で取引される事を考えてはないと思います。(それは結果論です)

なので、本当のアーティストには、パトロンやスポンサーがいて(そいういう人に見出されて)活動していくのではないのでしょうか?

でも、デザイナーは、そのときに良いと評価されるもの(綺麗・可愛い・美しいなど)、ときには優れて機能的なもの(機能もデザインの一つなので)を、意図的に作り出して、商品として提供する仕事なのです。

突拍子もない発想をして、凄く斬新なデザインも、時には生まれるかもしれません。そうやって、モードが進化することは間々ありますが、まったく存在しないものを先人切って作る必要はありません。

とはいえ、もちろんアイデアやオリジナリティーもソコソコ必要となります。
(そこらへんの話も、いずれ具体的に…)


とにかくですね、人であろうとドールであろうと、私の場合は、自分の作る服が、最終的には売り物として世に受け入れられなくてはいけないので、あくまでデザイナーなのです。

それは始めに言ったとおり、これが仕事だから…、仕事=お金を手に入れる手段だからです。


まぁ厳密には、まだこれのみで生計が立たず、生活費が旦那ちゃまのお陰な時点で、スポンサーがいるアーティストの領域を出てないのですが…。

一応、目標が、作品を作る資金集め以上に、生活費やその他の趣味に使えるお金を得ることなので、一応駆け出しデザイナーということにしておいてください。


ということで、次のお話は、『デザインってなぁに??』です。つまるところ、デザイナーってどういう仕事なのか?パリのモード学校の思い出話と共に、書こうと思います。



ちなみに…、自分が今作っている作品と商品の試作…もついでにちょっと発表。

この春のテーマ、『お菓子の国のアリス』で、チェリーパイのエプロンドレス。
お菓子の国のアリス?

と…、アリスをヒントに作った(まだ途中だけど)フェイクスイーツのケーキ。『女王様が来る前にバラを赤く塗らなくちゃケーキ』
白いバラと真っ赤なソース
(こちらは店頭ディスプレー用の小さいバージョンがようやく形に…、イベントに向けて大きいのも作る予定です。)

テーマやデザインって何だろうね?ちゃんと表現できてるかな?と日々葛藤。

テーマ:Blythe*Love! - ジャンル:趣味・実用

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